
40代になると、ホルモンバランスの変化によって更年期の症状が現れることがあります。
症状によっては生活習慣の改善で和らぐものもあれば、病院での診察や治療が必要な場合もあります。
人それぞれ症状は違います。今日はどんな時、どんな対応をすればよいかをまとめていきます。
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更年期かどうかを確認するポイント
以下のような症状が出ている場合、更年期の可能性が考えられます。
✅ 自分でチェックしてみよう
- ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ、発汗)
- 冷えやすくなった
- 動悸や息切れを感じる
- めまいやふらつきが増えた
- 寝つきが悪い、途中で目が覚める
- 疲れやすく、やる気が出ない
- イライラしやすく、気分の浮き沈みが激しい
- 物忘れが増えた、集中力が落ちた
- 肩こり、腰痛、関節の痛み
- 肌の乾燥やシワが増えた、髪が抜けやすい
- 月経不順(月経周期の乱れ、経血量の変化、月経の飛び飛び)


✅ これらの症状が 複数当てはまり、日常生活に影響が出ている場合 は、更年期の可能性が高いです。
でも大丈夫です。
ケアする方法はたくさんあります。
まずは生活習慣から見直していきましょう。
生活習慣の改善で緩和できること
更年期の症状でも軽度であれば、生活習慣の見直しで改善することもあります。
✅ 食事の見直し
- 大豆製品(豆腐、納豆、豆乳などのイソフラボン)を意識的にとる
- ビタミンD(魚、きのこ類)、カルシウム(乳製品、小魚)を補給し骨粗しょう症予防
- 鉄分やタンパク質を意識して疲労回復
- カフェイン・アルコールを控えめに


・朝一番に白湯を飲むと血液が薄まって血流が良くなります。
✅ 運動・リラックス習慣
- 軽いウォーキングやストレッチで血流改善
- ヨガや深呼吸で自律神経を整える
- 質の良い睡眠を確保(寝る前のスマホ・カフェインを控える)


✅ストレス対策
- 好きなことをする時間を作る
- こまめに休憩をとる
- 1人で抱え込まず、家族や友人に相談する


病院に行ったほうがいいケース
次のような場合は、医療機関を受診しましょう。
🔸 症状が重く、日常生活に支障が出ている
🔸 うつ症状(気分がひどく落ち込む、何もしたくない)がある
🔸 めまいがひどく、倒れそうになることがある
🔸 動悸や息切れが頻繁に起こる
🔸 月経異常(極端に長引く、出血量が多すぎる、不正出血が続く)
漢方薬服用、ホルモン療法、自分にあった治療が必ずあります。
決して一人で思い悩まず、受診して下さい。
気の合うドクターも必ずいます。
諦めないのが大切です。
受けるとよい検査
更年期症状かどうか、また他の病気ではないかを調べるために、以下の検査を受けることができます。
血液検査(ホルモン値のチェック)
- FSH(卵胞刺激ホルモン)・LH(黄体形成ホルモン) → 更年期かどうかの指標
- エストロゲン(E2) → 女性ホルモンの分泌量チェック
- 甲状腺ホルモン(TSH・FT4) → 甲状腺の異常がないか確認(更年期と似た症状が出る)
骨密度検査(閉経後は骨密度が低下しやすいため)
- ビタミンDの処方
- カルシウム剤の処方
- 生活習慣指導
現状維持するだけでなく、骨密度は改善していきます。
諦めないでくださいね。
血圧・血糖値・コレステロールのチェック(更年期以降は生活習慣病のリスクが上がるため)
気づかぬうちに低血圧の人が高血圧になっていたり
低かった血糖値があがっていたり
コレステロールが低くて悩んでいた人が更年期になったとたん、LDLコレステロール(悪玉)が上がったりすることってままあります。
定期的に検診を受けて自身の状態を知っておくのが大切です。
受診する科は?
婦人科 が基本ですが、症状によっては 内科 や 心療内科 も選択肢になります。
- 婦人科 → ホルモンバランスのチェック、更年期障害の治療(ホルモン補充療法や漢方薬など)
- 内科 → 甲状腺の異常や生活習慣病の可能性がある場合
- 心療内科 → 抑うつ症状や強い不安がある場合
ドクターとの相性が気になった場合はセカンドオピニオンを視野に入れて下さい。
嫌だなと思うと通院も嫌になってしまうことがあります。
病院もドクターも自分に合った人を見つけていきましょう。
まとめ
✔ 軽い症状なら 生活習慣の改善 を意識
✔ 症状が重い・つらいと感じたら 病院で相談
✔ ホルモン値の検査 や 他の病気との区別 をすることも大切
40代の体調変化は更年期のサインかもしれません。
無理せず、必要なら専門家に相談しましょう!
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