それ、もしかして低血圧?
更年期って「ホットフラッシュ」「イライラ」「高血圧」などが注目されがちですが。
実は、「低血圧」で悩む女性も少なくありません。
「朝がつらい…」
「ずっとふわふわして集中できない…」
「立ちくらみが日常茶飯事…」
このような症状があるのに病院で「特に問題ありません」と言われてしまった経験はありませんか?
今回は、更年期に増える“低血圧の不調”について、原因と対策をわかりやすくお伝えします。

更年期に「低血圧」が起こりやすい理由
更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少する時期。
このホルモンの減少が、自律神経のバランスを乱す原因となります。
自律神経が乱れると、血管の収縮や拡張がうまくコントロールできず、血圧の調節が不安定に。
その結果、低血圧になってしまう女性が増えるのです。
特に以下のようなタイプの方は、注意が必要です。
- 元々、低血圧ぎみだった方
- 朝が極端に弱いタイプ
- 鉄分やタンパク質不足の食生活をしている方
- ストレスが多く、眠りが浅い方

思い当たる・・・
放っておいて大丈夫?低血圧の危険性
「高血圧の方が怖いから、低い分には安心」と思っていませんか?
でも、低血圧にも以下のようなリスクが潜んでいます。
- 立ちくらみによる転倒・骨折
- 脳への血流不足による気絶・ふらつき
- 慢性的な疲労・倦怠感
- 心臓への負担(反射的な頻脈)
- 集中力・判断力の低下による仕事の効率ダウン
特に働く更年期世代にとって、“朝動けない”という問題は深刻なQOLの低下につながります。
気をつけていきましょう。
朝の不調を整える!低血圧対策5つの習慣
毎日つらい思いをしているあなたへ。
今日からできる対策をご紹介します。
◎朝一番にコップ1杯の水(または白湯)
睡眠中に失われた水分を補うことで、血流がスムーズに。
朝の血圧を少しでも上げるのに効果的です。
◎起きる前に、布団の中で深呼吸&手足の運動
急に起き上がると、血圧が下がりすぎてふらつくことがあります。
ゆっくり目を開け、布団の中で手足を動かしてから起きましょう。
◎朝食でタンパク質&鉄分をしっかり補給
低血圧と“隠れ貧血”はセットで起きやすいです。
卵・納豆・豆腐・赤身肉・青菜などを意識してとりましょう。
◎同じ時間に起きて寝る(自律神経のリズムを整える)
生活リズムの乱れが自律神経の乱れを悪化させます。
休みの日でも極端に寝坊しないようにしましょう。
◎サプリメントや栄養補助も活用を
食事だけで難しい場合は、鉄分やビタミンB群などのサプリを取り入れるのも◎。
特にフェリチン(貯蔵鉄)が不足していると、朝のだるさが続くケースもあります。
低血圧も「体からの声」
私自身、低血圧と“朝の絶望的なだるさ”に悩まされたひとりです。
けれど心のどこかで高血圧じゃないから大丈夫でしょ?って思っていた気がします。
全然大丈夫じゃなかったんですけどね・・。
でも、自分の体の声に耳を傾け、少しずつ整えていくことで
「今日は朝からスムーズに動けた」と感じられる日が増えてきました。
「更年期はただ耐える時期じゃない」。
そう思える毎日を、あなたにも送ってほしいと思っています。


【まとめ】あなたの不調はあなたのせいじゃない
低血圧は、見えにくいけど
確かに存在する“更年期の不調”です。
「頑張っているのにうまくいかない」
と感じているなら、それは
“気合い不足”ではなく
体が「休んで」と教えてくれているのかもしれません。
どうかご自身を責めず、今日から小さな整えをはじめてみてくださいね。
今日も最後までご覧くださりありがとうございました。
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