更年期にさしかかると、体や心にこれまでになかった不調を感じることが増えてきます。
その中でも意外と多いのが「心臓が重い」「胸がズーンとするような感じがある」という症状。
この違和感、病気なのか、更年期のせいなのか、不安になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、更年期に現れやすい心臓周りの症状や、受診の目安について詳しくご紹介します。

更年期に「心臓が重い」と感じるのはなぜ?
更年期とは、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少することで心身にさまざまな変化が起きる時期です。
エストロゲンは、血管や自律神経の働きにも関わっているため、以下のような変化が起こることがあります。
- 血管の収縮・拡張のバランスが乱れる
- 自律神経が乱れて動悸や息苦しさが出やすくなる
- 心臓に近い部分の筋肉が緊張して「重い」「圧迫感」を感じる
これらが原因となって、「なんとなく胸が重い」「押しつぶされるような感覚がある」という症状が出ることがあります。

更年期に現れやすい心臓まわりの症状とは?
更年期に特に多く見られる心臓・胸の不快感には、次のようなものがあります。
- 突然の動悸・鼓動が速くなる
- 胸の圧迫感や締め付けられる感じ
- 息苦しさや深呼吸しづらい感覚
- 胸の奥がズーンと重く感じる
これらは「更年期障害」の一部として、自律神経の乱れからくることが多いとされています。
※動悸におすすめのハーブティー
- カモミール
→ 神経の高ぶりを鎮めて安眠をサポート。就寝前に◎ - レモンバーム(メリッサ)
→ 心拍を穏やかにし、不安や緊張をやわらげます。 - パッションフラワー
→ 精神の緊張や不眠、動悸にも使われる伝統的ハーブ。 - ラベンダー
→ リラックス効果が高く、心拍を安定させる働きも。 - バレリアン(セイヨウカノコソウ)
→ 強い不安や動悸に。ややクセがあるのでブレンドがおすすめ。
ノンカフェインのものを選び、夜はぬるめの温度でゆっくり飲むのがポイントです。
動悸がおさまったあとの重ーい感じ……半端なく不安ですよね……。
受診の目安:こんなときは早めに病院へ
更年期とはいえ、心臓の不調を軽視するのは危険です。以下のような症状がある場合は、婦人科だけでなく循環器内科の受診も検討しましょう。
- 安静にしても症状が続く
- 胸の痛みが数分以上続く
- 左肩や腕に痛みが放散する
- 冷や汗・吐き気・めまいを伴う
- 階段の上り下りで息切れが強くなる
これらは狭心症や心筋梗塞の初期症状と似ているため、迷わず医師に相談してください。
更年期の心臓症状にどう向き合う?
更年期による症状だった場合、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬、また生活習慣の見直しで改善するケースも多くあります。
心がけたいポイント
- 十分な睡眠と休息
- カフェインやアルコールの摂りすぎを避ける
- ゆったりとした呼吸やストレッチでリラックス
- 気になる症状はメモして婦人科に相談
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まとめ:不安に思ったら我慢しないで
更年期は誰にでも訪れる自然な変化の一つです。
心臓が重く感じるなどの不調も、決して「気のせい」ではありません。
不安なときは我慢せず、婦人科や内科で相談してみましょう。
症状が軽くなるだけでも、日常生活がぐっとラクになりますよ。
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