日本昔話・イカにはハラワタがあるリターンズ1

昔々、あるところに勉強と仕事しかしないまま結婚し、専業主婦となった女がおりました。

名はイチフユ、25歳。

新婚旅行から帰った翌日、初炊事をすることになりました。

物語はそこから始まります。

さぁ、美味しいご飯を作りましょう。

あーちゃん

ナレーションは私、あーちゃんが担当します。よろしくね♪

美味しいご飯・イメージ図
目次

買い出し

仕事をしていたイチフユは所帯道具の全部を夫と実母にそろえてもらいました。

イチフユ

結婚したら何でもやるよ。それまではやっといて~、お・ね・が・い♡

イチフユ

私のホームグラウンドだけ作っておいてくれたらいいのよ

そんな感じでしたから、台所道具も一切合切、触ったことすらなく。

その日に初めて触ることになったのでした。

さて、何を作りますかね。

イチフユ

近くに魚屋さんがあったな・・・

何を思ったか、魚屋さんで魚を買うことを選択。

ご近所の魚屋さんに早速出かけたのでした。

あーちゃん

魚って・・・・ハードル高いんじゃない?イチフユさん。

ご近所の魚屋さんは歩いて5分。

おじさんの元気な声が離れていても聞こえます。

お嬢さん!今日はイカが安いよ!

イチフユ

え!おじさん、お嬢さんって私のこと?

これですっかり気をよくしたイチフユ。

おじさんの言葉がお世辞だなんて全く気付くはずもなく。

じゃ、イカを2杯いただくわ♡

ここで晩御飯のおかずはイカの茹でたやつに決定。

袋にイカを入れながら、なぜかおじさんから質問が。

どうする?焼くの?煮るの?それとも?     byおじさん

どうする????どうするもこうするもないでしょ??

魚屋のおじさんが、

魚をさばいてあげますか?

という意味で質問してくれているなんて全く分からない。

主婦どシロート、イチフユ。

イカをまるごと2杯そのまんまっ!購入。

そのまま帰路についたのでした。。

・・・これが運命の分かれ道。

まさに岐路。orz

初炊事

おうちに帰ってお米を研いで炊飯器のスイッチオン!

スムーズすぎる。ノープロブレム。炊事なんて簡単よ♪

私ってやっぱりなんでもできる。

やればできる♪を歌います。

さぁ、次はイカを茹でましょう♪♪

あーちゃん

ここでストップ、イチフユさん。初イカほんとに触れるの???

袋からイカを取り出すと。

ピト・・っと初めての感触にビビります。

初めて触った生イカは想像を超えて気持ち悪い。

でもくじけず頑張ります。

まずは足をお腹に入れてっと・・・・。

イチフユ

あれ?

母作イカの茹でたやつは、確か胴に足が入っていたはず・・・・。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

わからない。

まずどこから足なのかがわからない。

押しても入らない、引いても変わらない。

イチフユ

ま、いっか。

イチフユはこのままイカを切って茹でることに決めました。

次回は母に聞いてやればいいもんね。

イカを切るということ

ザクっ

イチフユ

え!!!

間髪入れずに茶色の物体がドロッ!!!!!!

黒い液体も混じって、ドドドドドドドドドドド!!!!!

生臭い変なものがいっぱい出てくるイカに仰天のイチフユ。

まな板ごとそれを流しに放り出し、

思わず(なぜか)夫に電話。

携帯電話が普及していなかった昔。夫の勤務先に電話して呼び出すというイチフユの所業・・・。

イチフユ

イ、イカから変な物体が出てきてっ

わかったからお義母さんに電話して、今忙しいから。ガチャン‼

当然、夫から電話を切られ、完全パニックのイチフユ。

イチフユ

え~、お母さんなんてこの時間は出かけてるよ!

さて、どうする?

イチフユ

とりあえず洗ってみよう

イカ洗い。

・・・・洗うこと10分。

洗っても洗っても生臭い匂いは取れやしない。

じっと手を見る。byイチフユ

まだまだ続く、イカ話。

如何にしてイカを生かせるか・・・。

イチフユの主婦物語は、以下 以上のように始まったのでした。

イチフユ

初日にこれって・・・・トホホ・・・・

to be continued!!

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